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PSEマークとは、電気用品安全法の基準を満たす電気用品に表示されるマークのことです。電化製品の安全性を保障するための日本独自の仕組みで、表示が義務づけられている製品をPSEマークなしで製造・輸入・販売すると、違法になります。
モバイルバッテリーといった身近な電化製品も表示義務の対象なので、ノベルティグッズなどのオリジナルグッズ制作時も注意が必要です。
今回は、PSEマークについて、制度の概要・マークの種類・認証の流れなど、基本的なポイントをわかりやすく解説します。ノベルティ・オリジナルグッズ制作をする上で、うっかり違法な製品を流通させたり購入したりしないよう、この機会に基礎知識を確認しておきましょう。
PSEマークとは、電気用品安全法で定めた基準を満たす安全性の高い電気製品に表示されるものです。日本独自の規格で、電気製品を安心して使用できるよう、450品目以上の製品に表示義務が課されています。
なお、PSEは、「Product Safety Electrical appliance&materials」の略称です。
PSEマークの表示義務の対象には、スマホ(スマートフォン)やノートパソコンのモバイルバッテリーでお馴染みのリチウムイオン電池や、冷蔵庫・洗濯機といった家電など、身近な製品も多数含まれます。
電気用品安全法とは、電気用品による事故を防ぎ安心して使えるようにするために作られた法律です。事業として電気用品の製造・輸入・販売に携わるときの手続き、罰則などの内容が盛り込まれています。
製造・輸入・販売したい電気用品が電気用品安全法の対象製品である場合、登録検査機関で検査・認証を受け、検査記録の保存やPSEマークの表示などの実施が必要です。そのほかに、届出義務など事業者が果たすべき義務について規定があります。
電気用品安全法の対象製品であるにもかかわらず、所定の手続きや認証、PSEマーク表示などをしないまま製造・輸入・販売をすると、罰則の対象になる可能性があります。
懲役や罰金など重い罰則も定められているので、法律の内容を把握し、うっかり違反しないよう注意が必要です。法律の詳細は、経済産業省のホームページなどで最新情報を確認できます。
PSEマークと同様に、安心・安全な電化製品を選ぶ目印となるのが「Sマーク」です。PSEマークは電気用品安全法で対象とされている製品について法律に基づいて表示されるのに対し、Sマークは事業者が任意に付けるマークである点が、大きく違います。
そのため、Sマークは、電気用品安全法の対象製品にもそれ以外の製品にも、表示が可能です。任意とは言え、一般財団法人電気安全環境研究所などの第三者機関による認証を経て表示されるため、信頼性の高いマークと言えるでしょう。
また、電気用品安全法の対象製品にSマークを付ける場合、電気用品安全法の基準と同等の評価基準で適合するかどうかの試験を行っています。
PSEマークには、マークの図形がひし形のものと丸形のものの2種類があります。それぞれどのような違いがあるのか、簡単に確認しておきましょう。
ひし形のPSEマークが表示されるのは、電気用品安全法の対象製品の中でも、特定電気用品に該当する製品です。特定電気用品とは、使い方などによっては他の電気製品より危険性が高く、より厳しい基準での認証が求められる製品のことです。
特定電気用品の一例として、コード・ケーブル・電気温水器・観賞魚用ヒーター・電気マッサージ器・高周波脱毛器などが挙げられます。2025年4月13日現在で、特定電気用品の一覧には116品目が掲載されています。
丸形のPSEマークは、特定電気用品以外の電気用品に表示されます。一般的なコンセントにつないで使う家電製品やモバイルバッテリーなどは、こちらの丸形のPSEマークの対象製品です。
具体的には、電気カーペット・電子レンジ・ミシン・冷蔵庫・テレビ・リチウムイオン畜電池などが挙げられます。2025年4月13日現在、特定電気用品以外の電気用品の一覧に掲載されている製品は341品目です。
電気用品を事業で取り扱い製造・輸入・販売を行う際は、電気用品安全法に定められた届出や適合性検査といった手続きや、PSEマークの表示などが必要です。ここでは、PSEマークの表示をするために必要な手続きに絞り、ポイントを確認しておきましょう。
特定電気用品にPSEマークを表示するには、事業の届出などをした上で、主に適合性検査・自主検査を行う必要があります。自主検査の項目が特定電気用品以外の電気用品よりも多いなど、基準が厳格なのが特徴です。
①適合性検査 |
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②自主検査 |
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特定電気用品以外の電気用品では、事業の届出などをした上で、自主検査を中心に行います。自主検査については、製造工程・完成品・試料の検査は不要で、出荷前の検査のみ必要です。
自主検査 |
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近年、スマホやタブレットが普及したことで、モバイルバッテリーの需要が高まっています。外出時や出張時などに役立つほか、災害対策グッズとしても有用なので、いくつかストックするケースが増えている状況です。
これに伴い、オリジナルグッズ制作用のアイテムとしても、モバイルバッテリーは人気を博しています。モバイルバッテリーは丸形のPSEマークの表示対象製品なので、グッズ制作などで商品を選ぶ際は、PSEマークがあるものを選ぶことが大切です。
と言うのも、適切な基準を満たさず製造されたモバイルバッテリーは、発火や異常高温などの危険性が高いからです。うっかりPSEマークの表示のないオリジナルグッズを配布・販売しないよう、注意する必要があります。
MARKLESS STYLEでは、モバイルバッテリー全商品にPSEマークの表示があり、安心・安全なオリジナルグッズ制作が可能です。無用のリスクを負わないためにも、信頼のおける製品を選びましょう。
PSEマークとは、電化製品について、法律に定められた基準に基づき一定の技術基準を満たすことを示す表示のことです。電気用品安全法に、対象製品の定めがあります。モバイルバッテリーなど身近な製品もPSEマークの表示義務があるので、製品を選ぶときは、マークがあることを確認しておきましょう。
MARKLESS STYLEでは、オリジナル名入れができるPSE適合製品のモバイルバッテリーやモバイルグッズを、バラエティー豊かにお取り扱いしています。豊富なラインナップと在庫・納期の対応力が強みで、ご注文は1個からでも承っており、初心者でも制作しやすいのが魅力です。名入れをしたオリジナルグッズ制作は、ぜひ、MARKLESS STYLEにおまかせください。