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オーガニックコットンとは、世界基準を満たして生産された有機栽培の高品質なコットンのことです。
SDGsの目標達成との関わりが深いオーガニックコットンは、以前にも増して、注目を集めています。
ここでは、オーガニックコットンの定義や、どのような素材なのか、通常のコットンとは何が違うのか、といった基本的なポイントを確認してみましょう。
冒頭でもお伝えしたとおり、オーガニックコットンとは、国際的な認証基準を満たす安全性が高くサステナブルな栽培・生産方法で作られたコットンのことです。
オーガニックコットンの認証を受けるには、土壌づくり・栽培・収穫から製品の生産の過程に至るまで、厳しい基準があります。
この基準を守り生産されたコットンをオーガニックコットンといいます。
オーガニックコットンとコットンの違いは、その生産過程にあります。
例えば、オーガニックコットンでは、栽培・収穫の際に、化学肥料や殺虫剤・除草剤・枯葉剤などを使用しません。
一方、通常のコットンでは、これらを使用して効率的な生産をおこなっています。
オーガニックコットン | コットン | |
---|---|---|
化学肥料・除草剤など | 使用しない | 使用する |
殺虫剤など | 害を与えない益虫を使用 | 使用する |
遺伝子組み換え | 組み換えしていない | 組み換えしている場合が多い |
収穫方法 | 生育状況を確認し 完全に成熟したもののみ収穫 |
枯葉剤などを使用し 一斉に収穫する |
注意したいのは、オーガニックコットンと通常のコットンは、見た目や品種はほとんど変わらないという点です。あくまでも、原料となるコットンを栽培・収穫し製品を作る過程に、大きな違いがあります。
環境汚染や労働者の劣悪な労働環境といった問題に着目し、持続可能な生産過程にシフトしているのが、オーガニックコットンなのです。
この差は、実際のところ製品にも大きな効果をもたらします。
例えばNOC認証のオーガニックコットン製品であれば、生産過程で化学処理をほとんど行わないため、通常のコットン製品を使えないアレルギー体質の人でも、使用できることが多い傾向にあるのです。
農薬や化学肥料などを3年以上使わない農地で、有機農法で育てられたコットンが、オーガニックコットンです。具体的には、次のようなプロセスでコットンを栽培していきます。
▼オーガニックコットンができるまで
普通のコットンの栽培では、除草剤・殺虫剤をはじめとする大量の農薬を使用します。
化学薬品をふんだんに使うことで生産過程は効率化できる一方、農地では深刻な環境汚染が発生しているのが実情です。
過剰な化学肥料が土壌に残ると、地下水の汚染や土壌微生物の消滅などが起こり、作物を育てる土壌の力が減少します。また、化学薬品の使用は、コットンを栽培する労働者の健康被害にもつながってしまうのです。
普通のコットンのように効率的な生産はできませんが、地球や人々にやさしいオーガニックコットンの商品を普及することは、より豊かな社会づくりに繋がると考えられます。
「できることから始める」、これが無理なく続けるサステナブルな活動のひとつです。
オーガニックコットンは、SDGsの目標達成にも大きく貢献します。
従来のコットン生産業界は、SDGsの達成目標全体に関係するほど多くの問題を抱えていましたが、オーガニックコットンはこれらを解決する糸口となるからです。
中でも、特に達成目標の1・2・3・14・15の達成に深く関わっていると言えるでしょう。
SDGsの達成目標とオーガニックコットン | |
---|---|
目標1:貧困をなくそう |
|
目標2:飢餓をゼロに | |
目標3:すべての人に健康と福祉を |
|
目標14:海の豊かさを守ろう |
|
目標15:陸の豊かさも守ろう |
オーガニックコットンを選ぶということは、SDGsの目標達成に貢献するうえで、とても意味のあることなのです。
オーガニックコットンには、次のようなメリット・デメリットがあります。
SDGsの達成目標とオーガニックコットン | |
---|---|
メリット |
|
デメリット |
|
以下では、それぞれの利点・注意点について、もう少し詳しく確認してみましょう。
オーガニックコットンには、コットン本来の風合いの柔らかさ、耐久性の高さに加えて、次のようなメリットがあります。
▼オーガニックコットンのメリット
コットンの栽培過程・製品の生産過程のどちらにおいても、化学薬品をほとんど使わないオーガニックコットンは、肌への刺激が少ないことが魅力です。肌が弱い子どもや赤ちゃん、アレルギーの方でも、安心して使えるでしょう。
さらに見逃せないのが、オーガニックコットン製品を選ぶことで、環境問題の解決やSDGsの目標達成に貢献できるというメリットです。化学薬品の利用を控え、現地の労働者の環境や待遇に配慮したオーガニックコットンを選ぶことは、この取り組みを推進することにつながります。
SDGsの目標達成への貢献状況が企業の信頼や価値を高めることにつながる昨今、SDGsへの貢献がアピールできるオーガニックコットンを選ぶことには、特に企業にとって大きな意義があると言えるでしょう。
オーガニックコットンには、基本的に、明確なデメリットはありません。ただし、敢えて注意点を挙げるとすれば、通常のコットンよりも価格が高めになる傾向にあります。
▼オーガニックコットンのデメリット
これは、オーガニックコットンが、生産の効率性ではなく環境や社会問題の解決と将来にわたって持続可能な生産のあり方に、重きを置いているからです。
例を挙げると、
といった課題解決に向けたコストが、オーガニックコットンの価格に影響しています。
オーガニックコットンを選択することで課題解決に参画できることを含めれば、「価格が高い」というよりも、「意味のある投資と社会貢献ができている」と捉えることができるでしょう。
オーガニックコットンは、あらゆる人にメリットのある製品と言えます。
中でも、特にその恩恵を受けられるのが、以下のような方です。
・ママ・パパ・赤ちゃん
オーガニックコットンのどのようなところが向いているのかを、わかりやすく説明していきます。ノベルティとしてのおすすめポイントや、製品の具体例も紹介していますので、参考にしてみてください。
オーガニックコットンを使用した製品は、子どもがいるママ・パパや赤ちゃんにおすすめできます。
コットンの栽培過程でも、製品を作る過程でも、化学薬品などをほとんど使用しないオーガニックコットン製品は、安全性が高いからです。
肌がとてもデリケートな赤ちゃんや、何でも口に入れてしまいがちな子どもであっても、安心して使えるので、お子さんをお持ちのママ・パパに喜ばれる製品と言えるでしょう。
ノベルティとして考えた場合も、安心して使える子どもに配慮した製品は、好感を持たれやすいことに加えて、実用性が高く長く使ってもらえるため、効果的に販促効果を得やすくおすすめです。
参考までに、ママ・パパ・赤ちゃん向けのオーガニックコットン製品の一例を見てみましょう。
▼ママ・パパ・赤ちゃん向けのオーガニックコットン製品の一例
ファミリー層をターゲットに販売促進する場合、以上のようなオーガニックコットン製品は、最適な選択肢の一つと言えるでしょう。
これまでにご紹介したオーガニックコットン製品の特性を踏まえると、オーガニックコットン製品をノベルティ・物販品に選ぶことで、特に高い効果を得られる代表的な企業・業界は、アパレル・タオル・化粧品メーカー・ベビー用品メーカーなどです。
オーガニックコットン製品をノベルティに選ぶことで特に高い効果を得られる例 | |
---|---|
アパレル |
|
タオル |
|
化粧品メーカー |
|
ベビー用品メーカー |
|
上記の他にも、SDGsの目標達成に貢献していることをアピールしたい企業全般にとって、オーガニックコットン製品は効果的なツールと言えるでしょう。
当社のオーガニックコットン製品は、第三者認証を受けた製造工場で生産しています。
もちろんこれまで説明してきたオーガニックコットンと同様に、農薬や化学肥料を3年以上使用していない土地で、有機農法によって育てられています。
化学肥料の代わりに動植物由来の有機肥料を使い、殺虫剤の代わりに益虫などを活用しています。
また、収穫時も手摘みで行い、こうした栽培・収穫により温室効果ガスの排出は抑えられ、水質汚染も軽減させる事ができます。
農薬を使用しない肥沃な土地は二酸化炭素を吸収する役割も持ち、そこで働く人々の健康も改善されるのです。
▼オーガニックコットンのポイントまとめ
当社では22年10月時点で、オーガニックコットン製品を47型165SKUご用意!
昨年まではナチュラルとブラックを中心に展開しておりましたが、今年の春に市場で人気のニュアンスカラー(ジェンダーレスカラー)が新色として投入され、あらゆる案件にマッチする豊富なバリエーションとなりました。
オーガニックコットン製品の内側に、オリジナルの「オーガニックコットンマーク」タグが付いております。
そのため、ノベルティ・記念品として貰った時でも、一目で人や環境にやさしい製品と分かるので企業価値向上に繋がります。
用途を問わず、日常生活の中で利用頻度の高いバッグ・サコッシュは、ノベルティ・記念品の中でも最も人気のカテゴリです。
記念品をお渡しする際の巾着としてや、商品を入れるラッピング用の梱包材としても使えて便利です。
MARKLESS STYLEのフェアトレードコットン製品は、フェアトレード認証だけでなく、オーガニックコットンを素材にしていることも特徴のひとつです。
フェアトレードコットン製品は、ニュアンスカラーもご用意しているので、あらゆる販促にご利用いただきやすくなっています。
低刺激で安全性が高いオーガニックコットン製品をノベルティに採用することで、小さな子どもを持つ親世代には特に効果的にアピールができます。
さらに、SDGsの目標達成に幅広く関わっていることから、企業のイメージアップや価値の向上を目指す企業にとっても、最適な選択肢の一つです。オーガニックコットン製品は実用性が高いものが多く、ノベルティや物販品としたときの取り回しがしやすいのも、魅力と言えるでしょう。
汎用性と販売促進効果の高いオーガニックコットン製品は、幅広い企業で活用したい製品です。ぜひ、積極的にご利用ください。