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EVA(Ethylen-Vinyl Acetate)とは、劣化しづらく、耐久性に優れた樹脂素材のことです。正式には、エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂と呼ばれます。
EVA素材は、柔らかで弾力性があり、加工しやすいのが特徴です。そのため、アウトドア用品・ファッション用品・家具・目地材・子ども用品など、幅広いジャンルの製品に使われています。
また、EVAは、地球にやさしいエコ素材としても有名です。燃やしても有害なダイオキシンなどが発生しないので、環境意識の高まりとともに注目を集めています。
ノベルティグッズや物販・記念品などにEVA素材のものを採用することで、環境配慮企業として、来場者・顧客・取引先・投資家など幅広い相手にアピールすることが可能です。
今回は、EVA素材について、基本的な特徴・メリット・デメリット・環境に優しいエコ素材といわれる理由・ノベルティやグッズへの使用例などを解説します。
この機会に、活用シーンが幅広くメリットの多いEVA素材について基礎知識を身に付け、ビジネスに有効活用していきましょう。
EVA素材とは、Ethylen-Vinyl Acetate(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)の略称で、柔らかく弾力があるプラスチックの一種です。
EVA素材には、含まれるVA(酢酸ビニル)の量によって、いろいろな種類があります。種類によって性質が若干変わるので、用途が広いのが特徴です。
例えば、バッグや巾着・スリッパやサンダルの靴底・ジョイントマット・お風呂用のマット・子ども用の玩具・目地材や接着剤など、多岐にわたります。
ここでは、EVA素材の基本的な特徴やメリット・デメリットなどについて確認しておきましょう。柔らかくて弾力があるという共通点のあるシリコンとの違いについても簡単に解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
EVA素材には、多くの特徴があります。その代表例は、以下のとおりです。
▼EVA素材の基本的な特徴とメリット
各特徴について、順番に説明します。
EVA素材の大きな特徴が、柔らかい素材だということです。ポリエチレンと比べても柔らかく、温度が低くても柔らかさを維持できるのは、メリットといえるでしょう。柔らかさが必要な子ども向けの玩具や、柔らかいことで使い勝手の上がる巾着やバッグなどにも、最適な素材です。
弾力があることも、EVA素材の特徴です。弾力性があるので、衝撃を吸収できるというメリットがあります。そのため、床に敷くマットや靴底などに適している素材といえるでしょう。パソコンなどの精密機械を保護するケースにも向いています。
EVA素材は、非常に軽いという特徴があります。プラスチックは、基本的に軽いですが、EVA素材もその性質を備えています。そのため、軽くて持ち運びしやすいバッグや、靴底が軽くて疲れにくい靴などをつくることが可能です。
水を弾くので、濡れやすい場所でも使いやすいことも、EVA素材の特徴です。海辺や川辺といったアウトドアで使うグッズに向いています。また、雨が降っても安心で、汚れも落としやすいので、日常使いするグッズの素材にも最適です。
EVA素材は、耐久性の高い素材です。紫外線による劣化がしにくく、弾性が高いので、ちぎれたり破れたりしづらいからです。そのため、使用環境がハードになりやすいスポーツグッズや、アウトドア用品の素材に適しています。
EVA素材には、加工が簡単であるというメリットもあります。柔らかくカッターなどで簡単に切ることができるので、大きさを調整したい業務用シートや屋内外で使うマット、スポンジなどに最適な素材です。
EVA素材のデメリットは、次の2つです。
▼EVA素材のデメリット
どういうところに注意が必要なのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
EVA素材は、耐熱性が低めの素材です。キッチンのガスコンロの近くで使用したり、夏場の直射日光の当たる車内に放置したりすると、変形する可能性があります。使用するときは、高温の場所に放置しないよう注意が必要です。
EVA素材は、衝撃にはとても強いですが、カッターなどによる切れ目には弱い傾向にあります。柔らかく弾力があるので、キズが引っ張られて広がりやすいからです。例えば、EVA素材の袋には、とがったものは入れないようにするといった配慮が必要です。
EVA素材は、前章で紹介した特徴に加えて、安全性が高く環境にやさしいというエコ素材としての特徴も備えています。その代表例は、以下の3つです。
▼EVA素材のエコ素材としての特徴
どういう特徴なのか、順番に見ていきましょう。
燃やしてもダイオキシンが発生しない点も、EVA素材がエコ素材といえる理由の1つです。ダイオキシンは、塩素を含むプラスチックやごみを焼却することなどで発生する有毒ガスです。高濃度のダイオキシンは、人体や環境に悪影響を及ぼすといわれています。
EVA素材は塩素を含まないので、燃やしてもダイオキシンが発生しません。
EVA素材は、リサイクルしやすいという点でも、エコ素材といえます。熱可塑性が高く、熱を加えればすぐに融けて、冷やせばすぐに固まり、再成型しやすいからです。
再利用するための工程が少なくて済むので、リサイクル時のコストなどを抑えることができるでしょう。
エコ素材として注目度が高く、汎用性の高いEVA素材は、さまざまな製品に利用されています。ここでは、中でも、ノベルティ・企業販促ツールとして特に適した利用シーンを厳選して見てみましょう。
▼ノベルティ・企業販促ツールとして特に適した利用シーン
EVAバッグ・巾着などは、アウトドアスポーツ関連のノベルティや物販・記念品などに向いています。
EVAは耐水性が高く汚れにも強いので、アウトドアでのレジャーでも、汚れやすい屋外でも使いやすいからです。また、柔らかで弾力があり、耐衝撃性に優れたEVA素材のグッズはスポーツ観戦時やランニング等のスポーツ時に、アウトドア用品の持ち運びや貴重品入れ、ランチバッグとして最適です。
アウトドアと関係の深い自動車や自転車の業界・アウトドア用品メーカー・フィッシング関係の業界など、さまざま企業で採用できるでしょう。
用途としては、スポーツグッズを取り扱う業界や、スポーツ施設のオリジナルグッズ、スポーツイベントでの物販に、EVA素材のバッグや巾着は最適です。
EVAバッグやサコッシュには透け感があるので、推し活やオタ活に欠かせない推しグッズの持ち運びにも利用できます。
EVAバッグやサコッシュであれば、半透明で中身が見える特徴を活かして、缶バッジ・トレーディングカード・アクリルスタンド・ぬいぐるみといったお気に入りグッズを、収納したまま持ち歩いたり鑑賞することが可能です。
水濡れに強く、長く使えるEVAバッグ・巾着・サコッシュを物販・記念品等にする事で、ファンは推し活をさらに充実したものにすることができるでしょう。
ここでは、MARKLESS STYLEの新商品であるEVA素材を使用したバッグ・巾着・サコッシュを紹介します。
薄くて軽いのに収納力もあるEVAマルシェバッグは、幅広の持ち手で、中身をたくさん入れても手が痛くなりにくい機能性の高いバッグです。
SサイズとMサイズの2サイズ展開しています。Sサイズは、約幅230×高さ260(mm)の可愛いコンパクトサイズながら、マチ付きでたっぷり入ります。
Mサイズは、約幅290×高さ330(mm)でA4サイズが入るので、イベントや展示会の資料お渡し時のバッグとして最適です。
バッグの中央部分に、シルク印刷・インクジェット印刷で名入れできます。オリジナルグッズとしても喜ばれるでしょう。
EVA素材の中身が分かる半透明の巾着は、ストッパー付き紐で上部をしっかりと締められるので、安心して持ち運びできます。MサイズとLサイズの2サイズ展開です。
Mサイズは、約幅220×高さ280(mm)、Lサイズは、約幅280×高さ380(mm)です。
中身がわかりやすく小物の持ち運びに便利な巾着は、バッグインバッグやちょっとした小物の整理など、幅広い使い道があります。シルク印刷・フルカラーのインクジェット印刷で名入れ可能なので、デザイン性の高いオリジナルグッズや記念品が作れます。
半透明のEVA素材のサコッシュは、パイピング・肩ひもの色が、4色から選べます。パイピング・肩ひもは合皮を採用しているので、高級感があるのも嬉しいポイントです。
また、肩ひもの長さも変えられるので、お好みの長さに調節出来ます。ちょっとしたお出かけやお散歩・旅行のときに、貴重品を携帯するなどの用途で使いやすいサコッシュは、記念品から物販品までさまざまな用途に最適です。
バッグの中央部分に、シルク印刷・インクジェット印刷で名入れできます。
EVA素材とは、柔らかくて弾力性や耐久性に優れていることが特徴の樹脂素材の一種です。有害物質を含まず、燃やしてもダイオキシンが発生しないなど、人間や地球にやさしいエコ素材として注目されています。
アウトドア・スポーツ・エンタメ物販グッズなど、さまざまなシーンにおける記念品やオリジナルグッズ・物販に適している素材です。この機会に、EVA素材のグッズを採用してみませんか。