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世界的にも一般的になりつつある「エシカル消費」をご存知でしょうか?日本においても、商品を購入する際に「エシカルであるか?」がひとつの選択理由になるほど、消費者の間では急速に広がりをみせています。そんなエシカル消費について詳しく解説していきます。
そもそも、「エシカル」とは英語で「ethical」と表記され、直訳すると「倫理的な」という意味をもつ言葉です。倫理とは、人として守るべき道モラル道徳ということですから、エシカルとはつまり、「法的な縛りはないけれど、多くの人が正しいと感じること、社会的な良識」という意味になります。
そして、「エシカル消費」とは、環境省の発表資料から抜粋すると、「地域の活性化や雇用なども含む、人や社会・環境に配慮した消費行動」と記されています。
商品を購入する際、「人や社会、環境にやさしい商品か?」を選ぶ基準にして商品を購入することが「エシカル消費」なのです。
地球温暖化、異常気象、プラスチックごみによる海洋汚染etc豊かさを優先させた発展により、環境汚染は深刻な状況になっています。世界の経済格差も大きい状態です。発展途上国では、極度な貧困状況にある人々が7憶人を超え、慢性的な食料栄養不足に陥っている人も8憶人いると言われています。
より良い世界を目指すために、2015年に国連本部において「国際持続可能な開発サミット」が開催、SDGsが採択されました。SDGsは、国際目標として17のゴール、169のターゲットから構成されています。これらは2030年までを期限とし、世界がひとつとなり、共通の問題意識を持って最大限努力していますが、このSDGsの達成に有効な手段としてエシカル消費があると期待されています。
世界が一つとなるというと、それは国や政府、企業が活動すること、と考えがちですが、それだけでは問題解決はできません。遠い世界の話でもなく、特別なことでもなく、私たちひとりひとりが日常から取り組むことで、初めて地球の未来は変わることを忘れてはいけません。
なんだか少し堅苦しい話が続いてしまいましたが、エシカルには、「自分の身の回りで出来ることを無理なく続ける」という考え方もあります。一時的に何かを頑張っても、それを続けられなければ意味がありません。それでは具体的にどんなことをしたらいいのか?次の章でご紹介します。
フェアトレードとは発展途上国の生産者に公正な貿易条件と機会を提供することで、彼らの生活改善や自立を支援する活動です。
寄付やチャリティではなく、「自立」への支援のため、その未来は持続可能なものとなります。
私たちがそのような活動背景を知り、「フェアトレード商品」を選べば、それだけで社会貢献につながるのです。
また、国際フェアトレード基準は、国連サミットで策定された「持続可能な開発目標(SDGs)」に直接関連し、特に下記8つのゴール達成に寄与します。
オーガニックコットンをご存知でしょうか?通常の綿花は大量の除草剤・殺虫剤などの農薬を使って育てています。1990年のピーク時、綿花に使用される殺虫剤は全農業での使用量の1/4にもなりました。これは地球環境だけでなく、そこで働く人々の健康にも大きな負担となります。オーガニックコットンはこのような農薬を3年以上使っていない土地で、有機農法によって育てた綿花のことです。地球や人々に優しいオーガニックコットンの商品が普及することは、豊かな社会づくりにつながります。
その他のエコ素材として、エコマーク付きコットン素材や、回収されたペットボトルなどから生まれた再生PET素材、工場で余った端切れを再利用した再生コットン素材などがあります。そのようなエコ素材をつかった商品を購入することで、エシカル消費につながります。
2020年7月、レジ袋が有料化となりました。CO2削減・石油資源の節約・海洋汚染を防ぐため、スーパーだけでなくコンビニで買い物する際も、マイバッグが必要となりました。ですが、これをきっかけとして、環境問題について関心を持ったり、マイバッグが生活の一部として組み込めたと実感された人も多いのではないでしょうか。
エシカル消費を日々生活の中で実践すると、何が起こるでしょうか。消費者が手に入れている商品は、生産者と繋がっています。消費者の商品を選択する基準が変われば、おのずと企業が生産する商品のあり方も変化していきます。そして、そのひとつひとつの選択が積み重なり、世界の未来をつくることができるのです。企業としても、エシカル消費の選択ができるよう、消費者たちに商品やサービスを提供することが求められています。
MARKLESS STYLEでは、そんなエシカル消費に対応したアイテムを開発し続けています。おすすめ商品を何点かピックアップし、ご紹介します。
ノベルティにおいても、エシカルか?という点で消費者が選択する時代がすぐそこまできています。企業は意味や考え方を理解し、エシカル消費への対応を強化することで、企業価値向上にもつながります。MARKLESS STYLEでは今後もエシカルやSDGsに対応できる製品を続々投入予定ですので、ご期待ください。