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いつどこで起きてもおかしくない災害。日頃の備えが大切とわかっていても、実際に対策ができていない人も多いようです。自分で揃えるのは後回しにしてしまいがちな防災グッズをギフトやノベルティなどの贈り物にすれば、もらって嬉しい販促効果も高まるノベルティ・ギフトになるのではないでしょうか。実際災害時にはどんな防災グッズが必要なのかも合わせておすすめ防災グッズをご紹介いたします。
台風
日本で台風の被害が多い理由は、夏から秋にかけて地理と気圧配置的に、日本が台風の進路上にあるからです。
台風は、日本から見て南東側の海上で、海水面の温度が約27℃以上になると発生します。夏から秋頃は、日本の南側で発達する高気圧の端がちょうど日本列島の辺りに位置するので、高気圧を避けて移動する台風は、日本を通過することが多くなるのです。
水害
最近、急激に増えている豪雨による水害が多い理由は、季節風と地形にあります。季節風の影響でまとまった雨が降りやすい気象条件と、小さな河川が合流を繰り返す浸水しやすい網の目のような地形などから、水害が起こりやすいのです。
地震
日本は、地震が頻発する国としても有名です。
その主な理由としては、
①地震の原因となる活断層が2,000以上存在する
②4つのプレート(地表を覆う岩盤)の境目に日本が位置している
の2つが挙げられます。
津波
日本は、津波の被害を受けやすい国と言えます。周辺を海に囲まれているうえに、その海岸線が入り組んでいること、津波の原因となる地震が起こりやすいこと、といった津波に遭いやすい条件が揃っていることが大きな理由です。
火山の噴火
日本は、地形的に火山の噴火も起きやすいと言えます。プレートの境目にはマグマが生成されやすく、火山も作られやすいからです。火山が噴火すると、溶岩や火山灰などの噴出物によって、広範囲に長期間影響が出てしまいます。
直近で言うと、令和4年9月の台風14号によって、日本全国で人的な被害や家屋の損傷などが発生しました。また、令和4年3月には福島県沖でM7.4の地震が発生し、東北新幹線の脱線など非常に大きな被害が発生したのは、記憶に新しいところでしょう。
ここまでにご紹介したとおり、日本は、台風・水害・地震など、さまざまな自然災害が発生しやすい国です。であるにもかかわらず、防災対策があまり出来ていない人が、とても多いのが実情です。
住友生命保険相互会社が実施した「スミセイ『わが家の防災』アンケート 2022」によると、一年以上前から実施している家庭の防災対策が、特にないとする回答が48.7%と、約半数が災害への備えをしていないという結果でした。
また、防災対策未実施の理由として、もっとも多かったのが「特になし」で、災害に備えること自体に関心のない人が多い実情がうかがえます。
自然災害による被害を最小限に食い止めるためには、日頃からの備えが欠かせません。災害時は、ちょっとした対策や知識があることで、命を守ったり、大きなけがや被害を防いだりすることにつながるからです。
特に近年では、自然災害の規模などが大きくなる傾向にあります。国土交通省の「国土交通白書 2021」でも、10年前と比べて災害の規模が大きくなっていると回答した人が64.4%と、半数以上が自然災害の被害拡大を意識しているのが現状です。
このように災害が激甚化する中で、ますます、防災対策の必要性は高まっています。自然災害は他人事ではなく誰しも遭う危険性があり、備えについて無関心なままでは、大きな被害が発生しかねないでしょう。これからは、自分ごととして災害への対策をしていく必要があるのです。
日頃からできる防災対策として代表的なことが、災害時の対応に関する基礎知識を身に付けておくことです。
災害発生時には、判断すべきことが多く、その判断によって生死を分ける場面もあります。そのため、正しい判断をするために、日頃から必要な知識を身に付けたり、周辺の状況を把握したりしておくことが大切なのです。
災害発生時に備えて、日頃からしておきたい代表的な備えとして、次のようなものがあります。
ふだんの生活で必要なこと | |
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ハザードマップを確認する |
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情報収集に必要な知識を身に付ける |
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自宅の安全を確保する |
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自宅避難が可能かどうか確認する |
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安否確認の方法を決めておく |
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避難するタイミングを決めておく |
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自宅がハザードマップで自然災害発生時の危険な区域に入っていないなら、積極的に活用したいのが自宅避難です。
避難所は満員になることもあるため、すべての人が必ず利用できるわけではありません。自宅が安全なら自宅避難をすることで、確実にプライバシーなども守りながら避難することができます。
スムーズに自宅避難するために準備しておきたい備蓄品は、以下のとおりです。
自宅避難のために準備したい備蓄品 | |
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食料 |
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水 |
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ランタン |
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懐中電灯やヘッドライト |
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カセットコンロ |
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ラップ |
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携帯トイレ |
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充電式掃除機 |
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携帯ラジオ |
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備蓄をする際は、ローリングストック法で行うことで、無理なく無駄なく備蓄ができます。
▼ローリングストック法とは
備蓄品を揃える以外にも、災害時に貴重になる水を節約して調理する方法など、サバイバル術に関する知識を収集しておくこともおすすめです。
避難所に避難する場合に、必ず準備しておきたいのは非常用持ち出し袋です。非常用持ち出し袋に入れておくべきものが揃っているかどうかを確認しておきましょう。非常用持ち出し袋に入れておきたいものの例として、次のようなものがあります。
▼非常用持ち出し袋に入れておきたいものの例
また、非常用持ち出し袋以外にも、避難所に持っていくことで、少しでも避難所生活をスムーズにできるのが以下のグッズです。
▼避難所に持っていくことで助かるものの例
避難所は多数の人が利用するので、どうしても、狭いスペースでプライバシーを保てず過ごす機会が多くなります。また、床にシートを敷くだけといった環境になるので、硬い・冷えるといった状況になりがちです。
そのような避難所でも、少しでもストレスをためずに快適に過ごせるように、上記のようなアイテムが役に立ちます。
フェーズフリー(Phase Free)とは、平常時と非常時というように段階(フェーズ)を区別することなく、日頃から非常時にも活用できるものを使っていこうという考え方です。災害時に「備える」のではなく、日常生活がそのまま災害対策になるというあり方を目指しています。
フェーズフリーの考え方は、防災対策をより身近なものとして普及させるために生まれました。防災対策を日々の生活とは切り離した「備え」と捉えると、ハードルが高く無関心な人も多くなるため、なかなか災害への備えは進みません。半数近くが防災対策をしていない日本の現状からも明らかでしょう。
一方で、フェーズフリーでは、日常生活で使うものを防災にも活用できるものに切り替えるだけなので、余計なコストもかからず取り入れやすいという利点があります。また、フェーズフリーな製品は、災害に限らず、ちょっとしたトラブル時にも対応できるという安心感があるのも利点です。
フェーズフリーな製品の認証制度もあり、すでに、さまざまな商品が販売されています。
例えば、災害時は水を組む袋として使えるトートバッグや、寝袋にもなるクッションなど、ラインナップはさまざまです。
防災グッズは、アウトドア用品としても優秀です。フェーズフリーの視点から、アウトドア用品に、防災にも使えるグッズを取り入れてみるのもよいでしょう。
例えば、現在、幅広い年代に人気のキャンプやグランピングなどに必要なアイテムを揃える際に、防災グッズを取り入れてみてはいかがでしょうか。防災にも使えるものを意識して取り入れることで、アウトドアにも使え防災対策にもなって、一石二鳥と言えます。
アウトドアでも使える防災グッズの代表例が、ランタンとブランケットです。
屋外で夜を過ごすときに欠かせないランタンは、災害時に停電したときの必需品と言えます。スマートフォンのライトやローソクでは、どうしても光量が足りなかったり、不便だったりするので、必ず準備しておきたいアイテムです。
また、キャンプから釣り・車中泊まで幅広く活躍するブランケットも、災害時に欠かせないアイテムと言えるでしょう。停電時に暖を取りたいとき、避難所暮らしで底冷えするときなど、活用シーンは多岐にわたります。
趣味を楽しみながら、防災対策を充実させることに取り組んでみませんか。
フェーズフリーの実践方法の一つとして、いつもの生活に、ラジオを聴くという習慣をプラスしてみることもおすすめです。
ラジオは災害時における情報収集手段としてとても優秀で、ポータブルタイプのラジオであれば、停電時でも、最新情報をどこにいても入手することができます。さらに、避難所生活の気晴らしにもなり、ストレスがたまるのを軽減することも可能です。
ラジオを防災グッズだけで終わらせるのではなく、日々の生活でも活用することで、QOL(生活の質)の向上にもつなげられます。ラジオであれば、家事をしているときなどに気軽に聞き流すことができ、有益な情報などを得ることができるからです。
また、日常的に使っておくことで、「いざ、災害時に取り出してみたら使えなかった」という事態を避けることもできます。さらに、日常の習慣を非日常の被災時にも続けられることで、緊張感を和らげリラックスできる効果もあるでしょう。
MARKLESS STYLEではギフトや記念品、ノベルティなどの販促品におすすめな防災グッズを多数取り揃えております。その中でもおすすめの防災グッズをご紹介いたします。
災害に備えて防災グッズを持っていても、収納スペースのふだん目に触れない場所に保管していて、いざという時にすぐに取り出せないという悩みを解消する、【身近に備えてすぐに使える SUGOBO防災クッション】など、MARKLESS STYLEの防災セットのコンセプトは「ふだんから持ちやすいデザイン」。セットの中身はいざというときの必需品を厳選しています。ポーチ、ボトル、サコッシュと日常使いしやすいケースに入った防災セットは、通勤バッグの中に、車のダッシュボードの中に、リビングにと、生活に取り入れやすい形状です。携帯しやすいコンパクトな防災セットはもらって嬉しいノベルティや記念品におすすめの商品です。
ライトは何個あっても便利な防災グッズです。
避難や移動するときはハンディライト、オフィスや自宅のリビング・玄関にはランタンなど、利用シーンごとにライトのタイプをお選びいただけます。
停電時の強い味方がポータブル電源や大容量のモバイルチャージャーです。
新型コロナウイルス対策として自宅避難という選択肢も増え、自宅で使える大容量電源も備えておきたい防災グッズです。
日本は、地形や気象条件などさまざまな理由で、多くの自然災害が起こりやすい国と言えます。そのため、自然災害によって被害に遭うことは、決して他人事ではなく、誰しも当事者になり得ることに注意が必要です。大切なお客様や自社の従業員へのギフトとして防災グッズを贈ってみてはいかがでしょうか?