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近年、小学校からSDGs教育が積極的に行われているのをご存知でしょうか?
SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略称で、気候変動や貧困など世界的な課題を克服し、持続可能な発展を実現するための開発目標のことです。全部で17の目標が定められています。
▼【SDGsの17の達成目標】
小学校でSDGs教育が盛んになっている背景には、
などがあります。
例えば、SDGs教育を行うことで、子どもの次のような力を伸ばすことが可能です。
▼SDGs教育で育むことができる子どもの能力の例
以上のような背景を踏まえて、全国の小学校では、
など、さまざまなスタイルでSDGs教育に取り組んでいます。
それでは、全国的に小学校のSDGs教育が盛んになったきっかけについて、もう少し詳しく見ていきましょう。次項では、文部科学省が学習指導要領に盛り込んだ持続可能な社会の構築の観点について、説明していきます。
文部科学省は、2008年3月に公示した学習指導要領に、持続可能な社会の構築の観点を盛り込みました。
さらに、ESD教育を推進するため、2016年3月には「ESD(持続可能な開発のための教育)推進の手引」をリリースしました。
▼【参考】「ESD(持続可能な開発のための教育)推進の手引」とは?
ESDとは、「Education for Sustainable Development」の略称です。
持続可能な開発のための教育を意味します。元々は、2002年のヨハネスブルクサミットで、日本の政府とNGOが提唱した概念です。
ESDでは、下記のような、現在世界中が抱える社会問題について主体的に考え、身近なところから解決につながるアクションを起こせるようになることを目指した教育を行います。持続可能な社会の将来的な担い手を育成することが、最終目標と言えるでしょう。
▼ESDで主体的に捉えるべき社会問題の例
ESDは、SDGsの目標4のターゲット4.7に明文化されています。
つまりESDは、SDGsの達成すべき目標の一つとして位置づけられているのです。
▼SDGsの目標4のターゲット4.7
2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。
参考:外務省「我々の世界を変革する: 持続可能な開発のための 2030 アジェンダ(PDF)」より
ただし、ESDはSDGsの達成目標であるのと同時に、目標達成を実現できる人材を育む教育とも言え、すべての目標達成を実現するための手段の一つでもあります。ESD教育は、SDGs全体と深く関係する重要な取り組みであることを覚えておきましょう。
文部科学省によってESDが推進される中で、具体的には、どのように小学校教育にSDGsは取り入れられているのでしょうか。
ここでは、
についてご紹介します。
現代の子どもたちに対するSDGs教育について、具体的にイメージするための参考にしてみてください。
小学校でSDGs教育を取り入れる方法は、アイディア次第でさまざまです。どのようなやり方があるのか、小学校におけるSDGsへの取り組み方の一例を見てみましょう。
▼小学校におけるSDGsへの取り組み方の一例
小学校においてSDGs教育に取り組むときは、最初にある程度まとまった時間を取って、SDGsの達成目標について基礎的な知識を教えることが、おすすめと考えられています。
SDGsについて基本的なことを理解できていることで、その後の取り組みに対する理解度が高まるためです。
どの教科とも紐づけにくいSDGs全般の基礎知識については、「総合的な学習の時間」を活用したり、模造紙にSDGsの達成目標をまとめて教室の掲示板など目につくところに貼っておくといった取り組み方が行われています。
また、地域や保護者と連携するSDGsへの取り組み方もあります。
その場合、地域や保護者への理解と協力が欠かせません。体育祭・文化祭といった学校行事で配布する記念品や保護者向け説明会で配布するノベルティに、SDGsに貢献するグッズを選ぶなど、啓発に力を入れると効果的でしょう。
なお、SDGsの取り組みを成功させるうえで重要なのが、教員全員の認識と連携です。
「ESD(持続可能な開発のための教育)推進の手引」でも、小学校全体で、組織として取り組むことの大切さが指摘されています。教員の研修や計画をつくることから始めることで、スムーズにSDGsの取り組みを軌道にのせられるようになるでしょう。
それでは、実際に小学校で行われたSDGsの取り組み例を3つ見てみましょう。
小学校のSDGs取り組み例3つ | |
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東京都のある小学校の事例 |
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神奈川県のある小学校の事例 |
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徳島県のある小学校の事例 |
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この小学校では、「だれ一人取り残さない教育」の実現を目指して、組織的にSDGs教育に取り組んでいます。「ESDカレンダー」や「SDGs実践計画表」を独自に作成することで、小学校の6年間で計画的にSDGsを学べる仕組みを作っていることが、特徴です。
毎年、全校児童が地域のお祭りに参加し、児童自身がSDGsに関する学びや反省点などを振り返り、プレゼンテーションを行う取り組みも行っています。
児童が自発的に学びを深めていけると同時に、地域や保護者に対して情報発信を行うことができる効果的な取り組みと言えるでしょう。
この小学校では、近くの河川やNPO法人・企業などを活用して、児童の主体性を生かしたSDGsの取り組みを行っています。
具体的には、以下のような一連の取り組みをとおして、児童の主体性を育んでいます。
児童の関心を高め、主体性を育むための導線づくりの大切さが、わかる事例と言えるでしょう。
この小学校では、SDGs教育の一環として、フードロス削減に焦点を当てた複数の取り組みを行っています。取り組み内容を見てみましょう。
同校の取り組みは、給食をSDGs教育にうまく活用した事例と言えます。授業の時間だけでなく、学校生活のさまざまな時間をSDGs教育に充てることで、児童が、SDGsをより身近なものとして捉えやすくなると言えるでしょう。
SDGsに関連するノベルティ・記念品を活用することで、学校におけるSDGsの取り組みを、スムーズかつ効果的に進めることが可能です。
以下では、学校のSDGsに関する取り組みに、なぜSDGsノベルティ・記念品が適しているのか、実際にはどのような配布事例があるのか、をご紹介します。
学校におけるSDGsの取り組みをスムーズに進めるうえで、SDGsに関連するノベルティ・記念品・物販品は、効果的と言えます。
その理由は、保護者や地域の方に、SDGsへの学校の取り組みの重要性を明確にアピールできるからです。
SDGs教育をスムーズに進めるうえで、保護者や地域との連携は欠かせません。また、SDGsの取り組みをきちんと行っている学校と認識されることで、学校自体のイメージを向上させることもできるでしょう。
SDGsに関するノベルティ・記念品の効果的な利用シーンとしては、次のような例が挙げられます。
SDGsに関するノベルティ・記念品の効果的な利用シーン
上記のような学校行事や外部向けのイベントで、SDGsに関するノベルティ・記念品を配布するだけで、SDGsの啓発と学校の評価アップにつなげることが可能です。SDGsへの取り組みの一つとして、検討してみることをおすすめします。
それでは、学校で実際にSDGsのノベルティ・記念品・物販品を取り扱った事例を見てみましょう。
千葉県のある学校の有志団体で、2022年10月に地元のお祭りに出店し、フェアトレードの紅茶やコーヒーの販売を行いました。
また、東京都のある学校では、主催するジェンダー啓発イベントで、フェアトレードのクッキー・コーヒー、途上国女子教育支援手作りアップサイクルチョークなどを販売しました。売上金は、LGBT支援団体に寄付したとのことです。
このように、フェアトレード商品を物販品などとして選ぶことで、貧困に苦しむ人たちの支援をできると同時に、SDGsへの貢献のアピールにつなげることができます。
さて、SDGsへの取り組みによって学校のイメージ向上・子供たちのESD教育の推進にもつながる事が分かりましたが、実際にどんな製品をノベルティにすればいいのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
MARKLESS STYLEでは、そんなSDGsに取り組みたいと考える方にぜひおすすめしたいSDGsに貢献するグッズを豊富なラインナップでご用意しております。
ここではSDGsに貢献するおすすめグッズ特集をご紹介いたします。
当社では2020年11月にSP専門メーカーで初めて世界基準である国際フェアトレード機構の認証ライセンスを取得いたしました。
MARKLESS STYLEのフェアトレードコットン製品は、フェアトレード認証だけでなく、オーガニックコットンを素材にしていることも特徴のひとつ。第三者認証を受けた製造工場で生産しています。
MARKLESS STYLEのオーガニックコットン製品は厳しい基準をクリアした第三者機関の認証を受けた製造工場で生産されています。
また、本体色のブラックは生地を染めていますが、その染料も厳しい基準をクリアした染料を使用しています。
繰り返し使う事で環境貢献にもつながるマイボトル・マイバッグ・マイカトラリーなどのグッズは実用的で、かついざという時にあると便利なので、いくつあっても嬉しいアイテムとしてノベルティ・記念品・物販品に大人気です。
世界的にSDGsの目標達成が重視される中で、教育現場でも、SDGsの目標達成に貢献するための取り組みが求められています。そうは言っても、時間や人手が足りず、すぐに本格実施は難しいという場合は、SDGsのノベルティ・記念品を活用することで、取り組みに着手することが可能です。
また、すでにSDGs教育を始めているケースであっても、SDGsのノベルティ・記念品を配布することで、地域や保護者を巻き込み、さらに効果的な取り組みを実現しやすくなるでしょう。
教育現場で簡単に実行できるSDGsの取り組みの一つとして、SDGsのノベルティ・配布品の採用を、ぜひご検討ください。
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