入稿データ作成手順(動画)
イラストレーターでの「入稿データ作成手順」を動画でご紹介いたします。
入稿データの作成手順を6つに分け、作成時のポイントと注意点をまとめておりますので、データ作成初心者の方も、この部分だけわからないという方にも、おすすめの内容になっています。
ご入稿いただいたデータに確認事項があった場合、不備となり印刷工程に進めない為、納期が遅れる可能性がございます。
予定通りの案件進行の為にも、是非ご活用ください。
また、動画に出てくる用語集もまとめておりますのでお役立てください。
入稿データ作成の6つの手順
フォーマットのダウンロード方法から作成時のポイントまでを解説しています。データ作成の全体の流れをご確認いただけます。
よくあるデータ不備
よくある不備内容と注意事項を解説しています。スムーズな案件進行のためにもご確認ください。
デザインツールを使用した入稿データ作成手順
シルク印刷の場合の作成手順の流れを解説しています。
フルカラー印刷の場合の作成手順の流れを解説しています。
動画の中の用語集
- 入稿(にゅうこう)
- 印刷用のデータを提出する事です。
- パスデータ
- 線(パス)で構成されたデータを指し、主にイラストレーター(Illustrator)で編集することが可能です。
- 解像度(かいぞうど)
- その画像がどのくらいの密度で構成されているかを表す数字のこと。数値が大きいほど画素の密度が高く高精細になり、数値が小さいほど目の粗い画像になります。
- 画像の埋め込み
- ロゴや写真などの画像データを使用する場合、イラストレーター(Illustrator)で画像データを配置する必要があります。その際、画像データとIllustratorデータを一体化させることを「画像の埋め込み」といいます。入稿トラブルの防止に役立つ反面、画像データを修正した場合、再度埋め込みを行なう必要があります。
- 画像のリンク
- ロゴや写真などの画像データを使用する場合、イラストレーター(Illustrator)で画像データを配置する必要があります。その際、画像データとIllustratorデータをリンクさせることで表示させる手法を「画像のリンク」といいます。データは軽くなりますが、Illustratorデータと同じファイルにいれての入稿でないとリンクが外れて画像データの確認が出来ない為、再入稿が必要となります。
- アウトライン
- イラストレーター(Illustrator)でデータ作成時に打ち込んだ「テキスト」を点と線で繋いだ図形にすること。
PCによりインストールされているフォントの環境が異なる為、文字化けやデータサイズが変わる恐れがあります。
入稿時には必ずアウトラインをかけてください。
- アピアランスを分割
- アピアランスは『効果』(変形、ワープ、ドロップシャドウ、透明、ぼかし、不透明度、乗算など)や『機能』(パターン、グラデーション、グラデーションメッシュ)を使用したオブジェクト。アピアランスはオブジェクトの見た目が変化しているだけで、効果の形状が保持されていない状態です。文字化けやトラブルの原因となるため、効果を使用したオブジェクトは必ずアピアランス分割を行ってからご入稿ください。
- ガイドライン
- イラストレーター(Illustrator)でデータ作成時、オブジェクトや文字を並べたりする時の目安として利用される、印刷されない線。定規。
- CMYK
(シーエムワイケー)
- C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色の混色(掛け合わせ)によって色を表現するカラーモデル。フルカラーの印刷物は主にこのCMYKカラーで表現されます。
- DIC(ディック)
- 日本のDIC(ディック)社から販売されている色見本帳のこと。DICカラーガイド。
- PANTONE
(パントン)
- アメリカのPANTONE(パントン)社から販売されている色見本帳のこと。
- 特色(とくしょく)
- 特色とは、CMYK以外のあらかじめ調色された色。特色指定する際の色見本は、日本のDIC(ディック)社と、アメリカのPANTONE(パントン)社の製品が使用されています。
- 版下(はんした)
- 製版を行うための元になる原稿のこと。デザインの実寸でトリムマークをつけてください。
- トリムマーク
- 印刷位置を明確にするためのマークで、印刷の仕上がりサイズを指定する重要なもの。
1. フォーマットのダウンロード
0:25
2. デザインデータの準備
1:24
3. デザインを印刷したい位置を指定
2:09
4. 刷り色・デザインサイズを指定
4:44
5. 版下を作成
5:57
6. 入稿に適した形式で保存
8:53
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