回転インクジェット
ボトル、タンブラーなど硬質素材の曲面へぐるっと印刷が可能です。
また白インクをプリント面の下地として使用することで、透明な対象物でも鮮やかな色彩表現が可能です。
仕上げにクリアコーティングを行うことで、デザインをより鮮やかに見せることができ、大切なデザインを長くお楽しみいただけます。
線幅の目安
1mm以下の幅のオブジェクト(線や文字含む)や1mm以下の隙間は、つぶれや擦れが生じる可能性があります。
印刷方法 |
素材 |
実線幅 |
抜き幅 |
回転インクジェット |
金属・合成樹脂 |
1.0mm |
1.0mm |
刷り色指定について
入稿データのCMYKをそのままプリンタ出力・印刷します。
PANTONEまたはDICでの色指定はできません。
入稿時の注意事項
- 透過処理によるぼかしやグラデーションが表現できません。
- 辺や線が垂直または水平ではなく、かつ低解像度の画像でアンチエイリアスがかかっている場合も、
当該アンチエイリアス箇所も白インクでプリントがなされるため、下地が表出することがあります。
なお、半透明のデータは白インクがプリントされないことがあるのでご注意下さい。
- 僅かでも濃度が0%ではないデータ(ほぼ透明だった場合も同じ)があると、加工機が反応してプリントしてしまい、仕上がりがご希望通りでなくなる可能性がありますので、背景は丁寧に細かく除去してください。
- Adobe Illustratorなどを含むグラフィックソフトを使用し、パスを含むデータや、スウォッチ登録したパターン柄などの効果を使用したデータではラスタライズ(=1枚の画像データにすること)を行ってください。
- 写真データやイラスト画像データ等を実寸以上に引き伸ばして使用すると、仕上がりが粗く仕上がってしまいます。
回転インクジェットで使用する画像は実寸で400dpiでご準備ください。
- ご入稿データにプリントしたくないデータが残っていた場合でも、当該データの要不要を判断できないため、
プリントされてしまう可能性があります。
不要なデータは必ず削除していただくようお願いいたします。
■テーパーについて
- テーパー(円錐状・先細り)になっている製品にも対応しておりますが、本体を回転させる印刷方法の特性上、デザインの両端や下方(細い方)の再現にゆがみが生じる可能性があります。
校正サンプルの作成をおすすめいたします。
テーパー形状の製品
通常の製品
■柄合わせと隙間について
ぐるっと一周デザインの場合、デザインの端と端はうまくつながらない場合がございますので、柄合わせのデザインはお控えください。
また、隙間が発生する場合があります。
柄合わせについて
隙間について
■印刷開始位置の固定について
フタが固定されたボトルなどの場合、印刷機械の特性上、印刷開始位置は指定が出来ないためおおよそのに表現変更の位置合わせとなります。
予めご了承をお願いいたします。
例えば、飲み口のすぐ下に印刷ご希望でも
少しずれた位置への印刷となる可能性がございます。