インクジェット

インクジェットプリンターで直接印刷する方法で、写真やグラデーションなどフルカラーで印刷することができます。
製版が不要なので、小ロットの対応も可能です。
CMYKの4色の顔料インクを用いて商品の上にインクを定着させてプリントするため、色がくっきりと鮮明で着色力が強いことが特徴です。
耐熱性・耐水性・耐光性に優れています。

チャージャーやステーショナリーなどの成形品

成形品へのインクジェット印刷面アップ画像
成形品へのインクジェット印刷画像

バッグ・ポーチ・タオル・Tシャツなどの縫製品

バッグ・ポーチ・タオル・Tシャツなどの縫製品 印刷面アップ バッグ・ポーチ・タオル・Tシャツなどの縫製品 印刷上の特性について

タンブラーやカレンダーなどの台紙印刷

タンブラーやカレンダーなどの台紙印刷
タンブラーやカレンダーなどの台紙印刷

アクリル加工

アクリル加工
アクリル加工

線幅の目安

1㎜以下の実線幅、1.2㎜以下の抜き線幅はつぶれ、擦れなどが発生する可能性があります。

印刷方法 素材 実線幅 抜き幅
インクジェット印刷 コットン・キャンバス 0.5mm 1.2mm
PS・紙・木・皮革系素材 0.2mm 0.4mm
コットンシャーリングタオル 0.5mm 1.0mm
Tシャツ 0.3mm 0.7mm
小ロット印刷 1.0mm 1.0mm

線幅の基準に達していても、素材感のある仕上がりとなります。
印刷サンプルと入稿データは下記よりご確認いただけます。

印刷サンプルと入稿データについて

刷り色指定について

入稿データのCMYKをそのままプリンタ出力・印刷します。
PANTONEまたはDICでの色指定はできません。

入稿データに関する注意事項

  • 濃度が0%でないデータがある場合、加工機が反応してプリントしてしまう恐れがございます。 背景等不要のなデータは細かく取り除いてください。
  • 写真やイラストを実寸以上に引き伸ばすと、印刷が粗くなることがあります。
  • 商品ごとの注意事項は下記ご確認ください。

縫製品(バッグ・ポーチ類など)

  • ナチュラルや白の本体色のみインクジェット印刷の対象となります。
  • 白色で指定した部分はプリントされず、生地がそのまま見える形になります。
  • 生地に直接印刷するため、生地色の影響を受けやすく、ご希望の色との差異が生じる恐れがございます。
  • 加工の特性上、温度・湿度や加工機の個体差により、仕上がりに違いが出ます。あらかじめご了承ください。

小ロット印刷ご希望の場合は、ナチュラルや白以外の本体色でのインクジェット印刷が可能です。
本体色が有色の場合、白いデザインは白く印刷されますので、本体の生地色をそのまま見せたい場合はその部分をヌキで作成してください。

Tシャツ(ウェア製品)

  • 有色ボディの場合、白の下地を引くことで白い表現が可能です。
  • 本体の生地色を活かしたい場合は、白部分を“ヌキ”で作成してください。

アクリル製品(アクリル加工)

  • 入稿データは、レイヤーを「カットライン/デザイン/白版」に分けて作成してください。
    レイヤーは削除・併合せず、すべて残した状態でご入稿ください。

各デザインの作成方法は下記ご確認ください。

  • 「デザイン」レイヤー内の白は印刷されません。白を印刷したい場合は「白版」レイヤーに配置してください。
  • デザインはカットラインの2mm以上内側に収まるように作成してください。
  • カラーモードは「CMYK」でご作成ください。
  • スウォッチ・効果は「分割・拡張」または「ラスタライズ」してください。
  • 画像は必ず埋め込んでご入稿ください。
    画像解像度の目安:カラー画像の場合 実寸350dpi以上、白引き用画像の場合実寸300dpi以上

詳細は、各商品の入稿データフォーマット内にある「入稿データ制作上の注意点」をご確認ください。

■白版の作成方法

  • 白版は必ず「白版」レイヤーに、K100%で作成してください。
  • 白版はデザインより0.15mm(3px)細らせてください。

アクリル板は透明なため、白版を作成しない部分は透けた仕上がりになります。

通常はデザイン全面に白引きします。

白版作成例
白引きあり・なし例

■カットラインの作成方法

  • カットラインは必ず「カットライン」レイヤーに、Illustratorのパスデータ、シアン100%で作成してください。
  • 鋭角(とがった角)のカットラインは作成できません。必ず曲線(角丸0.7mm以上)で作成してください。
  • できる限りパス数の少ないなだらかな線にすると、きれいに仕上がります。
カットラインデータ作成例

アクリル板の特性上、NG例のように複雑なデザインは、仕上がりのがたつきや商品破損、ケガの原因になります。
全体的に丸みのあるなだらかな曲線にすると仕上がりがきれいになります。

■データ制作例:アクリルスタンド

データ制作例:アクリルスタンド

印刷サンプルと入稿データ

名入れ
出荷日目安

1色印刷
07/10(木)〜
フルカラー印刷
07/15(火)〜
クイック1色印刷
07/08(火)
提案アイテムシミュレーター

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