フェアトレードとは?

フェアトレードとは?

フェアトレードとは、開発途上国で生産される原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」のことです。原料などを買う立場の先進国の企業に比べ、交渉力に劣る生産者が不当に安い値段で販売せざるを得ないことに対し、生産者にきちんとお金を払いましょう、という考え方です。

なぜフェアトレードが必要なのか?

その背景は製品が完成するまでの過程に潜む“人権課題”があり ます。義務教育を妨げる労働=「児童労働」や、強制労働、借金のかたによる労働=「現代奴隷」の課題です。これらの課題を解決しなければサステナブルの実現はできません。そのために、経済・社会・環境の視点を組み合わせた生産者と消費者が協力する仕組みが必要だったのです。

国際フェアトレード認証の基準とは?

国際フェアトレード認証の基準のポイントは3つ。「経済」「社会」「環境」です。

経済的基準 社会的基準 環境的基準
  • フェアトレード最低価格の保証
  • フェアトレード・プレミアムの支払い
  • 長期的な取引の促進
  • 必要に応じた前払いの保証など
  • 安全な労働環境
  • 民主的な運営
  • 差別の禁止
  • 児童労働・強制労働の禁止など
  • 農薬・薬品の使用削減と適正使用
  • 有機栽培の奨励
  • 土壌・水源・生物多様性の保全
  • 遺伝子組み換え品の禁止など

国際フェアトレード基準の最大の特徴は、生産コストをまかない、かつ経済的・社会的・環境的に持続可能な生産と生活を支える「フェアトレード最低価格」と生産地域の社会発展のための資金「フェアトレード・プレミアム(奨励金)」を生産者に保証している点です。フェアトレード最低価格とプレミアムは、生産地域の物価・経済状況等と、買い手側の意見を考慮し綿密な調査と総合的な判断により、産品ごと、生産地域ごとに明確に設定されています。フェアトレードとは寄付やチャリティではありません。開発途上国の生産者が、自らの力で暮らしを向上できるように支えることに貢献できるのです。

生産者が守るべき基準

ではそれぞれの立場で守るべき基準を開設します。生産者にも守るべき基準というものが決められています。生産者が守るべき基準は「小規模生産者向け基準」「雇用労働者による生産組織向け基準」があります。

社会 生産者は組合を作り、透明性のある民主的な活動を行う。安全な労働環境、人権の尊重、人種差別・児童労働・強制労働の禁止などILO条約(国際労働条約)を守る。
経済 商品代金とは別に支払われるプレミアム(奨励金)を民主的に運用し、組織と地域全体の社会・環境にとって持続可能な発展に取り組む。また付加価値の向上や品質管理への取組みなどを通して生活向上を目指す。
環境 農薬・薬品の使用規制、農薬・薬品を取り扱う生産者・労働者の健康・安全対策の強化、廃棄物の適正管理、リサイクルの促進、土壌・水源の保護、生物多様性の保全と向上、遺伝子組み換え作物の禁止 などの環境に関する基準を守る。

各項目は「中核項目」と「発展項目」に分けられており、中核項目はすべて満たされなければなりませんが、発展項目に関しては自分たちの組織や地域発展のために一番適した項目を選べることができます。生産者は自分たちの組織の発展計画を立て、自らでモニタリング、支援金の使途や環境保全対策など活動を記録・報告していきます。

トレーダー(輸入組織、製造組織、卸組織)が守るべき基準

それでは、買う側となるトレーダーの基準はどのようなものでしょうか。

認証 フェアトレード認証原料の売買に関わる組織は全て監査を受け認証を得ていること
トレーサビリティの確保 フェアトレード認証原料は通常品と混ぜることなく区別して管理 していること
契約 生産者が安定した生活を営み、品質向上や環境に配慮した生産に取り組めるようにすること
持続的な取引の促進 生産者と取引業者は国際フェアトレード基準に則り双方が合意して透明性のある契約を結ぶこと
前払いの保証 生産者が債務のわなに陥ることがないよう、生産者からのリクエスがあれば代金の前払いを保証すること
価格の保証 不安定な市場価格に対して、フェアトレードでは持続可能な生産と生活に必要な価格を保証すること

生産者と直接取引をする輸入組織は、市場がどんなに下落していても、取引する生産者組織にフェアトレード最低価格を保証しなければ、フェアトレード認証を受けることができません。さらに輸入組織は、品物の代金とは別に、組合や地域の経済的・社会的・環境的開発のために使われるプレミアムを生産者組織に支払います。経済的基盤の弱い途上国の生産者にとって、変動の激しい国際市場の価格は時に生産コストを大幅に下回り、貧困に拍車をかけ、生産を継続できない状況へと追いやってしまいます。フェアトレード最低価格とプレミアムを保証することで、国際価格が下落しても生産者は正当な対価を得て、自らの力で持続可能な生産と社会開発を実現することができるのです。

フェアトレード商品を導入する企業のメリット

SDGsとフェアトレードの関係

国際フェアトレード基準は、SDGs=持続可能な開発目標に直接関連し、特に下記の8つのゴール達成に寄与しますので、これらの目標に取り組む日本の企業はフェアトレードからのアプローチも検討してみてはいかがでしょうか。

SDGs(持続可能な開発目標)とは?2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。

注目されるESG投資

ESG投資とは、環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行う投資のことです。財務状況だけでは企業の持続性や長期的な収益性を図るのは不十分ではないかと考えられるようになり、ESGという非財務情報の要素を加えて投資判断されるように変化しています。つまりESG評価の高い企業は事業の社会的意義、成長の持続性など優れた企業特性を持つと言えるのです。

環境 二酸化炭素排出量の削減、海洋中のマイクロプラスチックといった環境問題対策、再生可能エネルギーを使っているかなど
社会 地域社会への貢献、男女平等、児童労働問題、ワーク・ライフ・バランスなど
ガバナンス 不祥事の回避、リスク管理のための情報開示や法令順守、資本効率に対する意識の高さなど

フェアトレードに取り組むことはSDGsやESG投資と非常に結びつきが強く、企業価値を高めることができ、持続可能経営を目指す日本企業にとってもメリットが高いのです。

フェアトレード商品の活用事例

それではどのようにフェアトレードに取り組めばいいのか?事例をご紹介します。

企業販促品として

例えば、NEWオープンの店舗の来場記念品として、フェアトレードコットンを使ったバッグを配布したり、株主総会のお土産品として、展示会や説明会の資料入れとしてフェアトレードバッグを配布するなど。

企業備品として

オフィス用コーヒーや店舗スタッフのユニフォームをフェアトレード認証のものにしたり、社員への啓蒙活動として、お買い物バッグを配布するなど。

教材として

都道府県や市区町村でも消費者教育に力をいれています。啓蒙活動のイベント配布物としてや、学校教育でもSDGsやフェアトレードについて取り上げていますので、例えばフェアトレードコットンを使用したバッグで、オリジナルバッグを作ろうなど学校教材としてなどいかがでしょうか。

MARKLESS STYLEのフェアトレード製品について

トレードワークスでは、セールスプロモーション業界で初めて世界基準である国際フェアトレードラベル機構の認証ライセンスを取得しました(2020年11月時点)。発展途上国の支援というだけでなく、フェアトレードの取り組みをしたいけれど何からしていいかとお悩みの企業様も取組みやすくなるよう、定番商品として商品開発をしました。国内に在庫があるため、小ロットからオリジナルグッズの制作ができますので、どんなひとたちでも、支援への一歩が踏み出しやすくなることを願っています。

MARKLESS STYLEのフェアトレード製品

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